こんにちは。
NZのクライストチャーチ市にある海外在住日本人子女指導専門のNZ寺子屋塾です。
今日も私たちのブログを訪れて下さり、ありがとうございます。
今回は親子関係と学力というテーマで書いていこうと思います。
あなたは今、子供と十分な信頼関係を築けていると胸を張って言えますか?
そう言われるとチョット…という声が聞こえてきそうですが、この信頼関係、実は学力とも相関関係がありそうです。
少なくとも私がこれまで見てきた数千人の子供たちの間では、かなりの密接な関係がありました。
結論からお話すると、親子の絆がしっかりしているお子さんはほぼ例外なく潜在能力が高く、学力も順調に伸びていく。
逆に親子の信頼関係が不安定だと、学力が伸び悩むことが多かったのです。
私はこの現象を以下のように考えてきました。
学習というのは、どの科目にしても突き詰めれば自分の周りの世界を学ぶという行為です。
その世界の中でいちばん身近なものは何でしょう。
そうです、それは家庭です。
そしてその家庭内で一番子供に大きな影響を及ぼすもの、それは親子関係でしょう。
その親子関係が良好ならば、子供は自分の周囲にある世界を信頼します。
でも逆に親子関係がぎすぎすしていたら、子供はその親子関係を世界に投影します。
つまり無意識に子供は、世界はぎすぎすしたものと感じるようになるのです。
一端子供が世界に対してそうした意識を持ってしまうと、それを変えることは簡単ではありません。
少なくとも周囲の人間が容易に意識変革を出来るとは思えません。
そしてそのぎすぎすした心地よくない世界を、どうして子供が進んで学ぼうとするでしょうか。
もう少し具体的に見ていくとしましょう。
親子関係が良好な家庭では、親子間で積極的なコミュニケーションが図られます。
そこで子供たちは言葉を学び、親の住む世界に対する好奇心を育てます。
また一緒に出かければさまざまな社会を垣間見、買い物等を通して算数を学びます。
実際5歳でも分数や割合の概念をショッピングを通して遊びながら身につけることは十分可能なのです。
また自然の中に一緒に足を踏み入れれば、その神秘を語り合うことで自然と理科的な好奇心も育っていくでしょう。
こうしてみると、親子間の絆が子供の学習能力がどれほどいい気な影響を与えているか分かって頂けると思います。
また親子関係が良好だと子供は素直に親の言うことを聞きやすくなるでしょう。
確かに親からみて子供のやることに腹が立ち、いちいち怒りたくなる気持ちも分かります。
でも信頼を育てることが子供の学力を伸ばす最良の方法だと言い聞かせると、こらえることもできるようになってくるかもしれません。
きつい言葉かもしれませんが、子育ての最終的な全責任は私たち親にあります。
子を愛する気持ちはみな同じはず。
その気持ちをもう一度しっかり見つめ直して、子育てに臨みたいものですね。
私も毎日子供たちの寝顔を見つめながら、それを自分に言い聞かせています…。
最後はまとまりのない文章になってしまいましたが、おしまいまでお読み頂き誠にありがとうございました。
NZのクライストチャーチ市にある海外在住日本人子女指導専門のNZ寺子屋塾でした。
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